黒石(青森県)
黒石市は、弘前市の中心部から7、8kmほど東にあり、町の中心部には昔ながらの「こみせ」が残されている町として知られている。こみせとは、商店の軒先を道路側に伸ばし、雪が積もってもその下を通行できるようにしたもので、いわば雪国のアーケードである。
現在では、こみせ自体が観光資源となって観光客を呼んでいるが、ここを訪れた1986年には、まだまだ素朴な風情を残していた。
1986年9月撮影
Kuroishi City, Aomori Prefecture
キャプションの数字は撮影地点の緯度、経度、撮影方向(真北が0°で時計回り)

町の中心部には、かつての繁栄を物語る、立派な蔵造りの商家が建ち並んでいた。
40.644047, 140.596292
60°
1986/09

上の写真の向かい側にも蔵造りの家が建つ。
40.644051, 140.596194
90°
1986/09

上の写真の土蔵造りの家を反対側から見たところ。
40.645301, 140.596672
150°
1986/09

町の中心部の十字路近く。中央は「山口商店」、その左は「いわしや薬局」の建物。
40.645192, 140.596670
90°
1986/09

中心部の十字路。上4枚の写真は、左右の道の沿道にある。
40.644982, 140.596550
195°
1986/09

十字路の近くを脇道に入ったところ。「ハリウッド化粧品」の看板があるのは「たるや美容院」。
40.644625, 140.596443
180°
1986/09

「伊藤酒店」は2019年も現存しているが、外観はかなり改装されている。
40.646978, 140.594087
45°
1986/09
2020年1月公開
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