釜石(岩手県)
はじめて釜石を訪れた1986年は、三陸鉄道が開通してから2年目のことだった。例によって、あちこちと急ぎ足でなるべく多くの鉄道路線に乗ることを優先していたころだったから、釜石も乗り換えの2時間弱で歩いただけだった。
駅は中心部から離れていたので、大急ぎで中心部まで歩き、また大急ぎで戻ってきた記憶しかない。
その後、東日本大震災で海沿いはかなりの被害を受け、中心部も更地が増えてしまった。それでも震災以降は何度か宿泊する機会があり、そのたびに海の幸を堪能している。
1986年9月撮影
Kamaishi City, Iwate Prefecture
キャプションの数字は撮影地点の緯度、経度、撮影方向(真北が0°で時計回り)
撮影日付に★のある写真は、ポインタを置く(タップする)と新しい写真に変わります。

釜石駅は市街地の外れ、甲子川を渡った西岸に位置している。駅舎は質素だが、駅前におびただしいタクシーが客待ちをしているのがわかる。
39.272651, 141.873035
300°
1986/09(★2019/06)

釜石駅から中心部に向かう県道4号線は、大渡橋で甲子川を渡る。この橋の左側に並行して、橋の上に店舗が並ぶ珍しい光景があったはずなのだが、撮り損なってしまった。その店舗群も2003年に取り壊されたとのこと。その後、県道に直進する形で新しい橋に架け替えられている。
39.272509, 141.875813
90°
1986/09(★2013/12)

釜石の中心部にある青葉通り。中央を左右に伸びるのが県道4号線で、駅はこの左(西)約1kmほどのところにある。右手の赤い建物は「サンルート釜石」(現・ホテルクラウンヒルズ釜石)で、2013年に宿泊したときに聞いた話では、このあたりでも3東日本大震災では3mほどの津波が押し寄せたそうで、ホテルの外壁に跡が残っていた。
39.273695,141.881773
345°
1986/09(★2017/01)
2025年5月公開
Copyright © Takashi FUTAMURA