一関(岩手県)
一関は岩手県の南の玄関口にあたる町だ。一関を過ぎると、車窓には雄大な景色が広がり、北海道につながっているという印象も受ける。
1993年には、一関に住む友人を訪ねて、彼の知人たちとスキーに行ったのだった。一関市内の有名なジャズ喫茶『ベイシー』も訪ねた。
その帰りに、ぶらぶらと市内を歩き回ったときに撮ったのが、このページの写真である。ようやく、旅先で思うような町並みの写真が撮れるようになった。
1992年3月、1993年3月撮影
Ichinoseki City, Iwate Prefecture
キャプションの数字は撮影地点の緯度、経度、撮影方向(真北が0°で時計回り)
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JR一ノ関駅前。市の名前は「一関」だが、駅名は「一ノ関」。新幹線の主要停車駅としては、現在でも質素で昔ながらの駅前の様子である。
38.926343,141.136797
165°
1992/03(★2019/06)

駅の西側に、東北本線と並行して走る商店街。県道260号線、大町通り沿いにはさまざまな商店が軒を連ねていた。「大町銀座」とも呼ばれているらしい。現在でも商店はあるものの、以前よりは寂しくなってしまった。
38.928082, 141.136190
195°
1993/03(★2019/06)

大町通りの西側、駅から200~300mほどのところを走る八幡街通り。道路の拡幅もなく、「栄屋商店」が残っていたので場所はすぐに判明した。左奥には市立一関図書館があり、その道沿いには蒸気機関車C58が静態保存されている。
38.927421, 141.134253
30°
1993/03(★2023/08)

八幡街通りからさらに1本西側を走る広街通りと錦町水天宮通りの四つ角にあるうなぎ屋「梅茂登」(右)。道路は舗装中だった。その後、歩道ができた分だけ、「梅茂登」はセットバックして建て直された。
38.931347,141.134641
240°
1993/03(★2023/08)

磐井川を渡る磐井橋の東側(手前側が橋で、奥が町の中心部)。商店街をなしていたが、交通量が多いのに歩道がなくて危なかった。近くには有名なジャズ喫茶「ベイシー」があった。現在、磐井橋に続く道は歩道ができて安心に歩けるようになった代わりに、商店はほとんどすべて姿を消してしまった。
38.932628,141.132312
105°
1993/03(★2023/08)

磐井橋の西側(橋は写真の奥)。左の理髪店は「バーバー ヤング軒」という看板が出ている。右には「パチンコ朝日」と「越後屋旅館」が見える。車道が拡幅されたうえで歩道がついたので、昔の面影は皆無だが、かろうじて「越後屋旅館」が残っていた。
38.93341,141.129284
90°
1993/03(★2023/08)

磐井橋の東側(町の中心部)から西側を見たところ。手前の歩道のガード以外は、風景がほとんど変わっていない。
38.932686,141.132028
290°
1993/03(★2023/08)
2025年5月公開
Copyright © Takashi FUTAMURA