熊谷(埼玉県)
高崎線や信越本線の列車で熊谷を通過したことは数えきれないほどあったが、下車して町を歩いてみようと思ったのは1990年がはじめてである。市内の星川にたくさんの錦鯉が泳いでいるという話を耳にしたのがきっかけだった。
実際に歩いてみると、拡幅された中山道の両側にも、古い家がぽつりぽつりと残っているのを目にすることができた。そして、繁華街を流れる星川には、すさまじい数の錦鯉が泳いでいた。次回はカラーフィルムを用意していこうと思っていたのだが、2006年、マンション建設の生コンが交じった廃液が川に誤って流れ込み、鯉が大量死するという事件が起きてしまった。
その後、関係者の努力もあって徐々に鯉が復活しているのは幸いである。星川の周囲も整備されていて、涼やかな散歩道になっていた。
1990年6月撮影
Kumagaya City, Saitama Prefecture
キャプションの数字は撮影地点の緯度、経度、撮影方向(真北が0°で時計回り)
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宇中山道の本町二丁目交差点の南に位置する「荻野耳鼻咽喉科医院」。和洋折衷の外観と2階正面のデザインが目をひく。その後、建て直されたが、2階正面のイメージは、新しい建物にも残されている。
36.142552, 139.388761
15°
1990/06(★2019/05)

「荻野耳鼻咽喉科医院」の側面。ブロック塀もおしゃれ。バックの「清水屋家具」の建物はマンションに姿を変えている。
36.142617, 139.388888
315°
1990/06

中山道の本町二丁目交差点にあった丸山電機商会。
36.143088, 139.388956
0°
1990/06

中山道(国道17号線)の本町二丁目交差点と市役所前交差点の中間あたりの北側。中山道沿いには、こうした古い商家がところどころに残っていた。
36.143332, 139.388261
0°
1990/06

中山道の本町二丁目交差点南西側。木造の商家が並んでいた。手前は果物屋。店頭に西瓜が見える。2021年現在、奥の1軒が残っている。
36.143178, 139.388688
120°
1990/06

中山道と星川にはさまれた裏通り。手前の建物の看板には「ほねつぎ黒澤療院」、奥から2番目の建物の看板には「安良岡」と記されている。2021年現在も、手前の3軒の店はそのまま残っている。
36.142871, 139.387300
120°
1990/06

星川通りから線路に向かって伸びる大露地商店街。星川の真上あたりから撮った。2021年現在、営業している店舗は数えるほどだ。
36.143287, 139.384693
180°
1990/06(★2019/05)

大量の鯉が泳いでいたころの星川。その後、川べりは整備されてすっきりしたが、鯉の姿は見えなくなってしまった。
36.142505, 139.387224
120°
1990/06(★2019/05)

驚くほど多くの鯉が泳いでいた星川。地元のおじさんや子どもたちが眺めている。ここから東側(写真奥の方向)は暗渠となっている。
36.143909, 139.382639
270°
1990/06(★2019/05)
2022年2月公開
Copyright © Takashi FUTAMURA