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東京 -昭和の記憶-
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タイトル 
 

 中央通りを日本橋から京橋、銀座へと向かう道筋は、幼かった私を連れて母親が歩く、晴れの日の散歩コースであった。
それ以来、私にとってこの地域は繁華街というイメージばかりあったので、大通りから一歩入ったところに、ごく普通の町家が続いているのを見たときには驚いたものだった。
  とくに京橋あたりは、東京駅のすぐそばにありながら、つい最近まで昔ながらの町並みが見られたように思う。この地域の南に接する銀座二丁目以南については「有楽町~銀座」を、また北側の日本橋については「丸の内~日本橋」をご覧いただきたい。

*写真にポインタを置くかタップすると、同じ場所の2006年の写真が見られます。


喫茶店「メイワ」

京橋一丁目にあった喫茶店「メイワ」とその隣の板壁のお宅。こうした喫茶店は、以前はどこでも見られたのだが。
*この写真には、現在との比較はありません。

1986.11


上の写真を、左側(北側)から見たところ。 メイワの右側にある吉川紙商事の事務所は、通りの反対側に移転していた。

1983.12(2007.5)

喫茶店「メイワ」あたり

京橋二丁目

京橋二丁目10番の北側。角にある木造家屋が居酒屋「さゝや」。

1986.11(2006.12)


「さゝや」のアップ。ここも、おしゃれなビルに建て替えられていた。

1986.11(2006.12)

居酒屋「さゝや」

天ぷら屋「天七」

天ぷら屋「天七」は狭い路地を入ったところにある。2006年現在も、そのままの姿で営業をしていた。

1986.11(2006.12)


 


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