津軽半島の森林鉄道 |
1977/10 |
蟹田(かにた)は、津軽半島東岸の大きな町だ。 町には、風格のある建物がいくつも立っていた。これは、消防署らしき建物。火の見櫓がすばらしい。 |
森林鉄道の跡をたどることはできなかったが、町なかには、至るところに廃レールを利用した柵が見受けられた。また、こんなトロッコ(台車)が、当たり前のように放置されていたのが印象的であった。 |
もしかすると、森林鉄道で使われたものではなくて、町の製材所あたりで使っていたものかもしれない。 いずれにしても、少なくとも森林鉄道とゆかりのあるものだろう。 |
たぶん、これもどこかき製材所のトロッコの車輪だろう。 |
写真を撮っている私を見とがめて(笑)、自分たちの記念写真を撮ってくれとせがむ元気いっぱいの地元の子。 |
蟹田の町を歩いていると、あちこちの道端や川べりのガードレールに、細い金属が使われているのが目についた。近くに寄って見てみると、それがレールなのである。まさに、森林鉄道の残り香が感じられる町であった。 ……などと偉そうに書いたのだが、実はその肝心の廃レールの写真がない! 正直なところ、撮影意欲が沸かないほど、たくさんあったということでもある。それにしても、フィルムをケチって貴重な記録をとり損ねたことに、深く反省するしだいである。 |
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瀬辺地|浜名|小泊|相内|金木 |
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