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台東区(旧・下谷区)の北西端に位置する谷中(やなか)は、上野の山の北側に広がる台地の上にある。この地域にしては幸運にも、大半が空襲の火災から免れることができたため、つい最近まで関東大震災前後の建物があちこちに残っていた。 *写真にポインタを置くかタップすると、同じ場所の2006年の写真が見られます。 |
谷中には墓地が多いために、石材店もあちこちにみられる。これは、言問通りからちょっと入った谷中六丁目(旧・上三崎南町)にある野沢石材店。 1982.1(2006.4) |
谷中六丁目(旧・茶屋町)にあった吉田屋本店。江戸時代から続く酒屋で、関東大震災でも焼け残った。建て替えの際に、近くの言問通り沿いに移築され、下町風俗資料館付設展示場として保存されている。 1983.12(2006.4) |
言問通りの上野桜木交差点近く。住所は上野桜木(旧・桜木町)になる。小さな商店は、みなビルかマンションになってしまった。 1979.12(2006.5) |
上の写真から、さらに言問通りを西進した谷中一丁目(旧・谷中坂町)付近。根津の谷をはさんで、前方にかすかに東大の本郷の建物が見える。 1979.12(2006.5) |
言問通りを少し入っただけで車の音が途絶え、いかにも谷中らしい、ひそやかな家並みが現れる。谷中一丁目と四丁目の境界(旧・上三崎南町)。
1982.1(2006.4) |
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