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東京 -昭和の記憶-
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タイトル 

20数年前、たまたま谷中の三崎坂(さんさきざか)にやってきたとき、昔ながらの古い家や商店が建ち並ぶたたずまいに驚いたものだった。この伊勢五本店(酒屋)は、右側に蔵を従えていたが、のちに蔵を建て直して住居にしたようだ。

1983.12(2006.4)

三崎坂の伊勢五本店

三崎坂の家並み

伊勢五本店をはさんで、三崎坂の向かい側の家並み。右側から寺のお堂、花屋、和菓子屋、骨董屋の順。
2006年の時点で、どうやら骨董屋は店を閉めてしまったようだ。
そして、お堂の前に地蔵が並んでいた。

1983.12(2006.4)


三崎坂は、谷中の中心部を東西に貫いている。これは、上の写真からやや下ったところにある味わい深い長屋。以前は、長屋の中央にタバコ屋があった。

1983.12(2006.4)

三崎坂の家並み


■三崎坂そぞろ歩き   *この写真には現在との対比はありません。

骨董屋

三崎坂をぶらぶらと歩くのはなんともいえず、楽しかった。これは骨董屋の店先。

1983.12

お面を作っている店だったか。初めて来たときに、ショーウィンドウのこの首を見て、ビックリしたものだった。

1983.12

ちょっと怖い首
窓辺の植木

長屋の2階の窓に、小さな植木が吊るされていた。

1983.12



三崎坂をさらに下ったところにあった木造家屋。写真の右側は谷中小学校。さらに下ると、千代紙で有名な「いせ辰」を経て、不忍通りに至る。
不忍通りを抜けると、道は再び上りとなり、団子坂と名前を変える。

1988.5(2006.5)

三崎坂の木造家屋

 

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