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東京 -昭和の記憶-
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タイトル 


神保町交差点と専修大の間の靖国通り

靖国通りを西進。専修大学前の交差点を越えると、九段坂は目と鼻の先。昭和の終わりごろまで、往時を偲ばせる看板建築が立ち並んでいた。
*下の写真には、現在との対比はありません。

1991.8(2008.4)

「ペンギン文庫」の看板のあるビル



靖国通りを西に進み、俎橋(まないたばし)手前の交差点から、神保町方面を振り返る。1988年ころはまだまだ空が広かった。通りの反対側には、このページのトップの写真に写っている建物がみえる。写真の左端は九段下ビル。

1988.3(2008.4)

俎橋から神保町方面を望む

九段下ビル

九段下ビルの偉容! 関東大震災直後に建てられたモダンな3階建てビル。すでに老朽化が激しく、立て替えが予定されているらしい。2008年4月現在、外壁の落下事故防止のために、建物の周囲がネットで覆われている。

*1986年の画像は2枚の写真を合成したものです。

1986.7(2008.4)


九段・竹平住宅

俎橋の下流100メートルほどのところに架かる橋を渡ると、九段側にあったのが竹平住宅。幽霊住宅とも呼ばれていた官舎である。
現在は建て替えられて九段第三総合庁舎となり、千代田区役所などが入っている。

1983.11(2008.4)



■九段・竹平住宅   *この写真には現在との対比はありません。
九段・竹平住宅

竹平住宅の中は、周囲の喧騒とは別世界であった。聞くところによると、建て替えようにも、すでに高齢化していた官舎の住人を追い出すわけにもいかず、そのままになっていたという。

1983.11

入口に名札がかかっているところを見ると、まだこの時点で数世帯が住んでいたようだ。夜になると、周囲が真っ暗になったなかにぼんやりと部屋の明かりが灯っているのがみえた。

1983.11

九段・竹平住宅
九段・竹平住宅

一見、味気ない集合住宅であるが、よく見ると、こんなしゃれた小窓もついていた。

1983.11

2008年5月作成
 

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