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東京 -昭和の記憶-
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タイトル 


さくら通り・東洋キネマ

すずらん通りを九段側に向かい、白山通りを越えると、さくら通りになる。
救世軍本部ビルを左に見て100メートルほど進むと、右側にあったのがこの「東洋キネマ」。すでに、この時点では営業をしていなかったが、正面の不思議な模様が異次元の建物のように感じられたものだった。

1983.11(2008.4)


東洋キネマの正面。ギリシャ風の柱と、このぎざぎざ模様の組み合わせがとってもシュール。
(この写真には、現在との対比はありません)

1983.11(2008.4)

さくら通り・東洋キネマ

さくら通りと靖国通りの間の路地

さくら通りと靖国通りの間、神田古書センタービルの裏口を出ると、こんなひそやかな路地があった。突き当たりは、岩波ブックセンターのある信山社ビル。

1991.8(2008.4)


さくら通りと靖国通りを結ぶ狭い道には、戦前からの看板建築の商店が、1990年ごろまで軒を連ねていた。
現在の写真で左側に写っている文華堂書店は、ミリタリーものの品揃えで有名。以前は靖国通りに面して店舗があった。鉄道雑誌のバックナンバーが揃っていたので、よく通ったものだった。

1988.3(2008.4)

靖国通りとさくら通りの間

さくら通りをさらに西に進み、信号を渡ると、そこからは通りの通称がないが、そこにも看板建築の店が並んでいた。現在、このあたりもビルが立ち並び、左側の一軒だけが残っている。
現在の写真の手前側には、2005年に集英社の本社が移転してきた。

1983.11(2008.4)

さくら通りから九段へ続く道


専修大近くの銅板葺きの看板建築

専修大学前の交差点から、水道橋方向に50メートルほど進むと、銅板葺きの立派な看板建築の建物が、最近まで健在であった。屋根の四隅に立つ塔のような飾りが味わい深い。
現在、この建物は小金井市の「江戸東京たてもの園」に移築・保存されているそうだ。

1991.8(2008.4)


 

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