築館(宮城県)
築館町(つきだてちょう)に立ち寄ってみようと思ったきっかけは、昔の時刻表の地図だった。東北本線の駅はないのだが、国鉄バス(のちのJRバス)が発着しているところを見ると、古くから栄えた町なのではないかと考えたからだ。そこで、仙台に住む友人たちとスキーに行くついでに、途中下車して町歩きをしてみた。
現地に行ってみて、古くから奥州街道の宿場町として栄えた町だと知った。当時としては、鉄道が通っていない町としては珍しく、かなりの規模の市街地があり、商店街が賑わっていた。
その後、2005年に栗原郡の全町村が合併して、築館町も栗原市の一部となった。
1993年3月撮影
tsukidate Town, Kurihara City, Miyagi Prefecture
JRバスが発着していた築館町駅(バス停)。「薬師通り商店街」という掲示が見え、商店が軒を連ねていた。その後、JRバスの発着はなくなり、商店街も寂れてしまった。
38.73387,141.019088
195°
1993/03
上の写真のバス停の正面。左の立派な蔵造り建物は婦人服店を営んでいた。ショーウィンドウには、「春のスーツフェア」とある。右の「ふじや食堂」とともに、2011年時点ですでに営業をしていないが、2023年時点で建物は残っている。
38.733680, 141.018990
60°
1993/03
表通りから1本裏に入ると、狭い道の両側に、こうした木造の立派な建物が残っていた。
38.733529, 141.020345
345°
1993/03
上の建物を反対方向から見たところ。
38.733734,141.020381
210°
1993/03(
上の建物と連続している建造物。二股に分かれた中央に、来るものを飲み込むような形で門が開いていた。「有限会社丸大魚市場」の本社があるようだ。
38.733246, 141.020179
0°
1993/03
ちょっとお邪魔して、建物の中を撮影。建物を入るとすぐに広々とした空間があり、トラックが停まっていた。上部に「有限会社魚市場」という額が見える。現在は、門が閉ざされていて、内部をうかがい知ることはできない。
38.733404, 141.020175
345°
1993/03
「有限会社丸大魚市場」の建物を横からみたところ。シンプルだが凝ったつくりだ。現在、この駐車場には建物が建っているので、このアングルから見ることはできない。
38.733366, 141.019814
75°
1993/03
築館バス停から東へ向かう道路沿いの商店街。電柱に書かれた住所は「伊豆一丁目6」。手前から、「鹿野酒店」「津田畜産」「L判堂とくえ」「荒浜屋魚店」などの看板が見える。
38.734091, 141.024244
240°
1993/03
築館高校旧校舎の南側。明治47年竣工という講堂か。 (参考サイト)
38.732209,141.024482
60°
1993/03
築館高校旧校舎の北側にあったいわくありげな建物。現在は築館幼稚園が建っている。左奥は高校の体育館のようだ。 (参考サイト)
39.701851, 141.151938
120°
1993/03
中心部の東側にあった宮城交通バス(ミヤコーバス)の大きなバスターミナル。かつて、東北本線瀬峰駅から分岐する仙北鉄道の終点築館駅があった場所で、鉄道は1950年に廃止になった。つまり、ここは昔の駅前通りだった。撮影当時は、まだこの車庫の片隅に貨車の廃車体が残されていた。
38.732939,141.026253
315°
1993/03
2026年2月公開
Copyright © Takashi FUTAMURA


