気仙沼、気仙沼大島(宮城県)
気仙沼は、ずっと岩手県だと思っていた。実は、宮城県の北端の町だと知ったのは、最近になってからのことである。今でも、昭和初期から中頃に建てられたと思われる商家の建築が多く建ち並んでいて、撮影意欲を刺激する。
もっとも、2000年以前は町なかをほとんど撮っておらず、この冒頭の1枚だけである。内湾のあたりを撮っておけばよかったと後悔するばかりだ。
その代わり、沖合に浮かぶ気仙沼大島まで、船で訪ねたのがいい記録になった。市内とわずか200mの距離で、2019年に気仙沼大島大橋が開通。今では車やバスで行き来ができるようになった。
1993年3月撮影
Kesennuma City, Miyagi Prefecture
キャプションの数字は撮影地点の緯度、経度、撮影方向(真北が0°で時計回り)
撮影日付に★のある写真は、ポインタを置く(タップする)と新しい写真に変わります。
気仙沼駅前から気仙沼街道を内湾のほうへ向かうと、昭和初期ごろと思われる味わい深い商家が建ち並んでいた。そのなかでも、ひときわ目立っていたのが、駅から500mほどのところにあった木造3階建ての「松屋旅館」だ。当時すでに営業していないように見えた。
38.907071,141.562987
120°
1993/03(★2026/01)
震災後に訪ねた2013年にも、「松屋旅館」の建物はあった。Googleストリートビューによると、2015年と2018年の間に取り壊されたようである。
38.906880, 141.563423
315°
2013/12
気仙沼港から大島汽船の船に乗って気仙沼大島に上陸。2019年4月に気仙沼大島大橋が開通したことで、船便は廃止された。現在は、同じ場所から湾内遊覧船が発着している。背後に見えるのは気仙沼方面の山。
38.865151, 141.613035
255°
1993/03
港の中から気仙沼市南部の方向を見たところ。上の写真の撮影場所は、この右手前にあたたる。この港も東日本大震災の津波で大きな被害を受けたという。
38.864166, 141.610217
270°
1993/03
上の写真と同じ場所から、右側を見たところ。港をはさんで向かい側の集落の家々が見える。やはり津波で被害を受けてしまい、写真に写っている家の大半は失われてしまった。
38.864166, 141.610217
330°
1993/03
気仙沼大島長崎地区。島の周囲を歩いていても、あまり人家は見かけなかったが、中央部の台地の上に出ると、立派な家並みが現れた。津波を避けるためなのだろうと、当時でもすぐにわかった。島内を走る大型の路線バスもやってきた。写真の左側には大島中学校があるが、2022年に廃校になってしまった 。
38.855367, 141.616713
0°
1993/03
気仙沼大島廻舘地区。上の写真から北へ200mほど、バス停の大島出張所あたり。大島郵便局は、この建物の向こう側にある。
38.858086,141.615926
345°
1993/03
気仙沼大島大向地区。さらに北へ300m行ったあたり。この道を下っていくと港に出る。
38.860636,141.615105
300°
1993/03
2026年2月公開
Copyright © Takashi FUTAMURA


