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山手線内にあって、目白通りと神田川にはさまれた目白台一丁目、高田一、二丁目あたりは、どこかエアポケットのような空間であった。元号が平成に変わり、周囲には新しいビルが次々に建設されても、このあたりには濃厚な昭和の残り香が漂っていたのである。 *写真にポインタを置くかタップすると、同じ場所の2008年の写真が見られます。 |
ここは目白台。目白通りに不忍通りが合流する地点にある鳳山酒店。今でも、その立派な店舗は健在である。 1992.6(2008.9) |
このあたりには坂が多いが、とくに目白台と高田を結ぶ何本かの坂道は、急勾配で距離も長いことで有名だ。雪が降るとすぐに通行止めになる。 1992.6(2008.9) |
目白通りから日本女子大横を通る豊坂。住所はまだ目白台一丁目だが、坂道を下りきった正面は高田一丁目になる。 1992.6(2008.9) |
高田一丁目9番(左側)と10番の間の道。いまとくらべて商店が多く、看板が目立つ。 1992.6(2008.9) |
上の写真の道を、反対側から見たところ。右側の葉茶屋とクリーニング店は2008年現在も健在である。 1992.6(2008.9) |
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