トップページ
東京 -昭和の記憶-
page 1 2 3

 
タイトル「旧東海道 汐入宿」 
建設中の都立航空高専新校舎

前のページから400メートルほど南に来た汐入地区の南東端あたり。
都立航空高専の新校舎が建設中だった。

1992.1(2009.7)



上の写真から右側に向いたところ。このあたりは、すでに更地となっており、一部は造成中だった。
遠くに見えるのは、隅田川の対岸にある都営白鬚住宅。防災拠点となっており、川の水が町の中に流れ込まないように堤防の役目もする。できたばかりのころは、「万里の長城」と呼ばれていた。

1992.1(2009.7)

遠くに都営白鬚住宅を望む


営団地下鉄日比谷線の車庫

こちらは、汐入地区の北西部。遠くに営団地下鉄(現・東京メトロ)日比谷線の車庫が見える。手前右側の木々は、胡録神社のものと思われる。胡録神社は、川沿いの道路建設にともなって、やや南側に移転(移動)した。

1992.1(2009.7)



■ありし日の汐入   *この写真には現在との対比はありません。
公園のだいだいの木

公園の端で子どもたちを見守ってきた柿の木。

1992.1

板壁の家、ブロック塀、看板……ちょっと前の下町なら、どこに行っても目にした風景である。

1992.1

板壁の家と看板
とめよう常磐新線

常磐新線は、つくばエクスプレスという名で2005年に開業した。確かに南千住には駅ができたが、停車を願った人たちは、まだこの町にいるのだろうか。

1992.1

3年後、ふたたび汐入を訪れたが、もう人の住んでいる家は数えるほどで、ゴーストタウンのような寂しさだった。このネコたちもご主人とともに幸せに引っ越しできたのだろうか。

1995.4

ネコたち
2009年8月作成
 

▲ 前ページへ

page 1 2 3

■トップページ | 「東京 -昭和の記憶-」表紙に戻る■

「定点写真でめぐる東京と日本の町並み」表紙 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』
(青春出版社)
1,550円+税
2019年10月発売!