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小石川という名前を聞くと、歴史好きの人は小石川養生所や薬草園(いまの小石川植物園)を思い浮かべるかもしれない。江戸時代から名の通った町である。そして、現在の文京区の西半分は、戦前まで小石川区と呼ばれていた。 *写真にポインタを置くかタップすると、同じ場所の2009年の写真が見られます。 |
伝通院から小石川柳町に向かって善光寺坂を下っていくと、車道の中央に椋(ムクノキ)がある。地元で生まれ育った友人によれば、この木にはさまざまな伝説があるのだそうだ。 1978.2(2009.3) |
善光寺坂をくだり切って左折すると、小石川柳町。今の小石川三丁目の南側である。柳町という旧町名は、小学校や幼稚園、商店街の名前に残っている。 1991.9(2009.3) |
旧・小石川柳町界隈は、ここ10数年でマンションとビルに埋めつくされたが、この一角だけは奇跡的に昔の姿を残している。右から4軒目の鮮魚「おきなや」は2009年も盛業であった。 1991.9(2009.3) |
上の写真の右端の家が、この写真の左側の家にあたる。右側の大島洋服店はマンションの一部となっていた。 1991.9(2009.3) |
「えんま商店街」を南下。江戸時代から名高い「こんにゃくえんま」こと源覚寺の直前を右に入ると、板壁の家が残っていた。 1992.3(2009.3) |
小石川二丁目の上富坂教会そばに、ひそやかな坂道がある。よその家の軒先をかすめるようで申し訳ないが、散歩のたびにここを通ったものだった。 1992.3(2009.3) |
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