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都の西北にある早稲田大学の西側、新宿区西早稲田三丁目は、かなり前から気になっていた地域だった。かつての淀橋区戸塚町二丁目に当たるこの界隈は、戦災で焼け残ったおかげで、入り組んだ路地に板壁の住宅が立ち並ぶ町並みが、1980年代まで見られたからである。 *写真にポインタを置くかタップすると、同じ場所の2009年の写真が見られます。 |
再開発がはじまる直前の西早稲田三丁目東地区。この坂は大日坂というのだそうだ。中央奥に都電の先頭部がちらりと見える。現在は道幅が広げられて、バスが走る大通りとなった。 1983.9(2009.9) |
上の写真の左側にある建物を、下のほうから眺める。棟割長屋なのだろうか、見事な板壁の建物である。当時の航空写真を見ると、口の字形に建物があり、中央は庭のような空間になっていたようだ。 1983.9(2009.9) |
トップの写真で、手前右に入る道を写したもの。現在の西早稲田パークタワー付近と思われる。 1983.9(2009.9) |
トップの写真から、大日坂をさらに登っていく。中央右の電柱の向こう側に、かすかに池袋のサンシャインビルが見えている。 1983.9(2009.9) |
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上の写真の左側、家の前にあるお地蔵さん。右側の階段は、甘泉園公園や水稲荷神社に続いていたのだろうか。入口の石柱が意味ありげである。 |
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