page 1 2 |
東京の下町に生まれ育った私にとって、山手線の向こう側は大学生になるまで未知の土地であった。池袋、新宿、渋谷を一歩西側に出ると、もうどこをどう進んでいるのやらわからないありさまだったのだ。 *写真にポインタを置くかタップすると、同じ場所の2010年の写真が見られます。 |
今を知る人には信じられないかもしれないが、代々木上原駅のすぐ南を走る井の頭通りに、こんな板壁の家が並んでいた。右の家には、「渋谷区上原一丁目13番」と記されている。 1978.4(2010.5) |
上の写真から50mほど後退して撮ったもの。この年の3月に地下鉄千代田線が代々木上原まで開通している。 1978.4(2010.5) |
トップの写真のすぐ近くにある上原三丁目の交差点から、上原仲通り商店街を500mほど南下。東大先端技術研究センターに突き当たったところにある上原二丁目西交差点である。 1978.2(2010.5) |
東大先端技術研究センターの西側。世田谷区が目黒区に接するあたりに、ひそやかな谷間がある。そこに向かう細い道は、今も階段となって続いている。 1978.2(2010.5) |
▼北沢一丁目の狭い路地はまだ舗装されていなかった。左側が、東大先端技術研究センターである。 1978.2(2010.5) |
||
▲上の写真の谷間を左折したところにある路地だ。この写真では、塀の右側が東大先端技術研究センターに当たる。 1978.2(2010.5) |
page 1 2 | 次ページへ ▼ | |
■トップページ | 「東京 -昭和の記憶-」表紙に戻る■ |
『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』 (青春出版社) 1,550円+税 2019年10月発売! |
ツイート |