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東京 -昭和の記憶-

 
タイトル

 

 北千住界隈は、もともと日光街道の宿場町として栄えた地域だ。駅の周辺は近年になって大きく変貌したが、旧街道がそのまま商店街になったサンロード(現・宿場町通り)は、昔の面影をところどころに残しており、ここを散歩するのはなかなか楽しい。

  1980年ころまでは、そのサンロードの端までくると、古い民家が軒を連ね、都内とは思えない町並みを見ることができたものだった。

*写真にポインタを置くかタップすると、同じ場所の2004年の写真が見られます。


豪壮な家が立ち並ぶ

サンロードの北の端には、いかにも街道筋の商家といった豪壮な家が立ち並んでいた。

1980.8(2004.5)


この家は、大正か昭和のはじめあたりの建築だろうか。2004年に訪ねたときも健在であった。

1980.8(2004.5)

木造2階建ての立派な家

足立珠算学校付近

「足立珠算学校」の看板がいい。ビルに建て替えられたあとも、その1階に珠算学校は残っていた。

1980.8(2004.5)


足立珠算学校からさらに進むと、この建物がある。2004年に行くと、「金町屋の蔵」であったとの説明板が付いていた。
ここまでくれば、荒川の土手はもうすぐそこだ。

1980.8(2004.5)

金町屋の蔵

古い商家と盆踊りのやぐら

2枚目の写真の反対側。盆踊りのためのやぐらが組まれていた。

1980.8(2004.5)

2004年5月作成

 

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