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蔵出し鉄道写真館
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上野駅の特急 (1970年7月) その1


181系特急そよかぜ 583系特急はつかり
 

ついにカラーフィルムを使ってみようと思い立った。もちろん、ネガカラーである。プリントの値段は、サービスサイズ(いまのLサイズより少し小さい)で、白黒が1枚10円、カラーが50円くらいした。コダックの純正は70円だった。
もちろん、フィルムの値段も3倍くらいして、現像も3倍くらいしたように記憶している。
カメラは、まだハーフサイズのキャノン・デミ。上野駅を発着する特急をすべて写してみようと思ったのである。まずは、高架ホームで写したものから。

左は、181系の信越本線季節特急そよかぜ。軽井沢への避暑に出かける人のための、ちょっと贅沢なイメージがあった。
右は、青森から到着した583系電車の東北本線寝台特急はつかり。


483系特急やまびこ 181系特急あさま
 

左は、483系の東北本線盛岡行き特急やまびこ。先頭車は、181系と同じボンネットタイプだが、正面左右のヒゲと運転席上のヘッドライトで、簡単に区別がつく。もちろん、交直両用というところが最大の相違点だ。
右は、181系信越本線長野行き特急あさま。

181系特急とき 列車案内板
 

そして、これまた181系だが、上越線の新潟行き特急とき。ときの愛称板には、ひらがなの「とき」の下に、漢字で「朱鷺」と書かれているのが興味深かった。
そして、右の写真は、乗り場に下げる列車案内板(正式名称は知らないが)。奥には、車両の横に入れるサボも見える。「つくばね」なんていうのが懐かしい。

列車案内板
 

ホームの端には、列車案内板がまとめて置いてあった。石打行き快速というは、夜行のスキー列車だろう。
そのほか、水郡線の磐城石川行き急行奥久慈、奥羽本線の大館行き夜行急行おが、奥羽本線米沢行き急行ざおう、盛岡行きや小牛田行きの夜行急行もある。

2010年7月作成



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