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大杉谷口駅に到着するキハ2 1977.3
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----最後の非電化軽便鉄道 ---- 軽便鉄道の全盛期を知らない私にとって、かろうじて見ることのできた軽便らしい軽便が尾小屋鉄道である。 レールの幅は762mmで、新幹線の半分近く。昔は日本全国至るところで、このような光景が展開されていたはずである。最初の訪問は1976年夏、次の訪問は廃止をまぎわに控えた1977年3月のことであった。 |
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車内補充券
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新小松駅は、北陸本線小松駅の裏側にあった。簡素なホームに日立製作所製のキハ2が到着した。駅舎はこの右側に当たる。奥に蒸気機関車5号機(C15)が見える。 1977.3 |
尾小屋発のキハ2が、まさに新小松駅に到着しようとしているところ。なんといっても荷台が魅力の車両だ。 1977.3 |
踏切りをはさんで新小松と反対側には、バスと共用の車庫がある。 これは、蒸気機関車の足まわりを流用してつくられたというディーゼル機関車DC121。 1977.3 |
駅で発車を待つキハ1の車内から、車庫の方向を見たところ。 ここから尾小屋まで16.8kmの旅がはじまるのであった。 1976.7 |
キハ1の車内。新小松から次の西吉武までは宅地が多く、いかにも都市近郊といった風景のなかを進む。 1976.7 |
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