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旧・細倉駅で発車を待つ石越行きのM15形電車。 ホームの高さが途中で変わっていることに注目。 1983.7 |
---- 細倉鉱山とともに発展して消えた東北の小私鉄 ---- 改称、改軌、電化といった変遷を繰り返した鉄道は珍しくないが、宮城県の北部を走るこの路線ほど、変化に富んだ歴史をもっている中小私鉄では少ないだろう。 訪問:1983年7月、1993年3月、2003年7月 |
始発の石越駅は、東北本線の石越駅前にあった。石越自体が地味な駅であったために、晩年は一般客の利用がほとんど見込めなくなっていった。 1983.7 |
石越駅の雰囲気のある待合室から、発車を待つM15形電車を見る。Mは電動車のことで、もちろんモーターの頭文字。モハやデハではなく、Mとしたところが、当時はハイカラだったに違いない。
1983.7 |
M15形の車内。外観は近代的な車両に見えるが、内部はずいぶんクラシックな印象である。 1983.7 |
途中駅の沢辺。付近には、陸羽街道に面して町ができている。だが、駅は町外れにあって、2回目に行ったときには、日中の利用者はほとんどいなかった。 1993.3 |
沢辺~津久毛付近を走る上り石越行き。M15形の単行だ。車両正面には、細倉マインパークのヘッドマークがかかっている。
1993.3 |
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