小 湊 鉄 道
▲公道から見た五井機関区のキハ100。駐車場に停まっているのは小湊鉄道関係者の車だろうか。中央には懐かしいスバル360が見える。1971/03
---- 房総半島中部を横断する非電化ローカル線 -----
小湊鉄道は、内房線五井駅を起点として房総半島のの中央に位置する上総中野駅に至る39.1kmの路線だ。その名の通り、もともとは外房の安房小湊まで延長するはずだったが、全通はかなわなかった。一方、内房の木更津と外房の大原を結ぶことを目指した国鉄木原線(現・いすみ鉄道)も全通できず、結果的に似たもの同士の2つの路線が上総中野でレールを接することになった。
初めて訪れた1971年、五井機関区周辺の道が未舗装だったのが印象的だった。運用はキハ200形ばかりになっていたが、機関区内には蒸気機関車をはじめとして古典的な車両が残されていた。訪問:1971年3月、1977年12月、1980年12月, 1994年1月, 2006年1月
▲国鉄房総西線(翌年に内房線に改称)のホームから見た五井機関区。キハ100(右)とキハ200形。
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▲上の写真の反対側(南側)を望む。左からキハ6101、キハ41002、キハ200形。
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▲五井駅の東口を出て、小湊鉄道の五井機関区へ。
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▲なにやら怪しい廃車体が見えてきた!
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▲倉庫とされていたらしい客車の廃車体。右は元武蔵野鉄道の客車ハフ2。左はジハ11。
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▲客車の奥には、3両の蒸気機関車が置かれていた。手前の2両はアメリカのボールドウィン社製の1号機と2号機。奥にちらりと見えるのがB10 4。
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▲旧国鉄のキハ41000形もまだ健在だった。41002号車。国鉄ではキハ04に改番されたが、小湊鉄道では41000形で通していた。
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▲ひさしがチャームポイントのキハ100。
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▲車庫には「廃車」と書かれたハフ50が置かれていた。
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