関東鉄道 鉾田線
---- 霞ヶ浦をかすめて走っていたのどかな路線 -----
関東鉄道鉾田線は、常磐線石岡駅を起点として鉾田駅に至る27.2kmの路線で、鹿島参宮鉄道として開通し、龍ケ崎鉄道(現関東鉄道竜ヶ崎線)と合併したのち、常総筑波鉄道と合併して関東鉄道となった。(1979年に分離して鹿島鉄道となる)
茨城県を走る非電化私鉄「関東鉄道」4路線のうち、東京からもっとも遠いところを走っており、それだけローカル色豊かに感じたものだった。個人的に気に入っていたのは、桃浦駅から浜駅の間で、車窓に霞ヶ浦が見えるあたりだった。
初めて訪問した1973年は、廃止になった北海道の炭鉱私鉄である三井芦別鉄道、夕張鉄道に加えて、加越能鉄道から車両が次々に転入。それまでの旧型の車両と合わせて、かなりバラエティに富んだ車両が楽しめた。訪問:1973年5月、1978年7月
Copyright (c) Takashi FUTAMURA