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釧路では、太平洋炭鉱専用線や釧網本線といった鉄道関係だけでなく、タンチョウヅルを見たり北方民俗資料館を訪れたりといった印象深い旅もした。 あちこちを歩きまわったあとで、夕方ぶらぶら市内を散歩していたら、思いがけないところでレールが目に飛び込んできたのである。 |
ヨレヨレのレールの上には、材木(丸太)を2本乗せた台車が、いかにも写真を撮ってくださいとばかりに鎮座していた。 製材所の建物には、「北林製材所」と書かれていた。
1976/10 |
所在地: 北海道釧路市 訪問日: 1976年10月、1979年9月 Kushiro City, Hokkaido. |
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やがて工場の扉が開いて人が出てきたので、撮影の許可を求める。 建物の中では、思いのほか多くの人が働いており、みんな気さくな人ばかりだった。 台車は、鉄製のワイヤーで引っ張っており、動力車はないようであった。まあ、動力車が行き来するに耐えるようなレールではないことは、写真でもわかるだろう。
1976/10 |
工場の横からレールが外に出ていた。となると、どこまで続いているのか見ないことには気が済まない。トロッコファンの性(さが)である。 工場内でも作業をしているところを撮ったのだが、何しろ真っ暗なもので、何が写っているかわからない。
1979/09 |
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