1985年10月、北京発モスクワ行きの列車に乗るべく北京空港に降り立った。北京滞在は3日間だが、夜に到着して朝出発するため、実質は丸1日。その1日でなるべく北京の雰囲気にひたろうと、ひたすら町のなかを歩いた。 もちろん紫禁城も見たのだが、やはり楽しいのは町歩きである。当時、開放政策がはじまったばかりの北京では、電化製品も洋服もたいしたものはなかったけれど、道端のあちこちで野菜や果物が売られていて、実に活気があった。 路地にも迷い込んでいったのだが、遠慮してほとんど写真を撮らなかったのは残念である。 2008年のオリンピックを控えて、もう北京の町は想像もつかないほど大きく変わっていることだろう。 |
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