このときは、新宿駅まで足を伸ばして小田急線の特急ロマンスカーを撮ろうと思い立ったらしい。 家の近くの東武線の特急は見慣れていたけれど、小田急のNSE車(左)はやはりあこがれだった。右は、SE車を改造したSSE車。どちらも小田急新宿駅にて。
もう少し、小学生時代の稚拙な写真に付き合っていただきたい。 こちらは、上の写真を撮ってから何カ月か経っているはず。このときも新宿までやってきたので、せっかくなら少しは乗ってみようとやってきたのが下北沢。井の頭線と斜めに交差する複雑な駅の構造には、いたく気に入った記憶がある。それにしても、下町の少年にとって、池袋、新宿、渋谷のラインより西側は未知の世界だった。また、オレンジ色と紺という、一般車の大胆な色の取り合わせには驚いた。中央の電車の列車種別は「快速準急」とある。