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私鉄ローカル線を訪ねて
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タイトル

亀田町でのすれ違い
 亀田町ですれちがう500形と1000形電車。五稜郭駅前方面から函館駅前方面を眺める。この路線は、すでに廃止になっている。
 1976.10
写真にポインタを合わせると中央部分が拡大されます。


 北海道に初めてわたったのは、高校を卒業したばかりの1975年3月。大学に落ちるのは折り込み済だったので、さして落胆することもなく、友人たちとうきうきとした気分で出かけたものであった。当時は青函トンネルもなく、連絡船で4時間かけて青森から函館に上陸。寝ぼけまなこで、まずは函館駅前を走る市電を写すところからはじまった。

撮影:1975年3月、1976年10月、1991年4月、2000年3月


駅前にいた馬車  函館駅の横に、こんな馬車が停めてあったのでまずビックリ。
 のちに函館に来たときに、「1970年代の半ばに駅前に馬がいた」とタクシーの運転手に言ったら、一笑に付されてしまった……ほら、ちゃんとあったんだよ、運転手さん。
 1975.3

 函館市電の800形は、東京都電の8000形と兄弟分だが、函館のほうがふくよかで落ち着きがあるスタイルだ。旧型の信号機が懐かしい。場所は函館駅前~若松町付近(?)
 1975.3
800形電車

     
平面交差をゆく(1) ■平面交差をゆく
五稜郭駅前に向かう路線は、鉄道工場前停留所付近で、国鉄からの引き込み線と平面交差をしていた。現在、この区間は廃止になっている。
 1976.10
平面交差をゆく(2)

706号車 写真にポインタを合わせると中央部分が拡大されます。

 706号車。500形の下回りに、800形の車体を乗せた1形式1両といってよい珍しい車両。
 1975.3

 


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