ベルガモは、ミラノからは列車でもバスでも1時間程度の距離にあるが、ミラノとはまったく違った雰囲気を持っている。 |
「チッタ・バッサ(下の町)」から「チッタ・アルタ(上の町)」に登るケーブルカー。 1996.07 |
世間では、チッタ・アルタが旧市街で、チッタ・バッサが新市街ということになっているが、トップの写真を見ればわかるように新市街も十分に古い。 |
▲「チッタ・アルタ」の中心ヴェッキア広場。 1985.12 15世紀の建築家アマーデオの傑作・コッレオーニ礼拝堂。左はサンタ・マリア・マッジョーレ教会 1985.12 |
そんなに歩きたくないという人は、駅前から市内バスに乗る。「Funicolare」という文字を頼りに、バスを探すといい。それも心配だという人は、近くにいるイタリア人をつかまえて、「フニコラーレ、フニコラーレ」と騒げば、適当なバスを教えてくれるだろう。たぶん。 |
ポルタ・サン・ジャコモ(聖ジャコモ門)をくぐると、「チッタ・バッサ」が一望できる。 1996.07 |
チッタ・アルタの城壁をくぐると、もうそこは別世界。ヴェッキア広場に立っていると、いつの時代に迷いこんでしまったのだろうという気がしてくる。文字通り「古い広場」である。 |
●所在地 ロンバルディア州ベルガモ県(県都) ●公共交通での行き方 ・ミラノ中央駅発ベルガモ行き(トレヴィーリョ経由)で所要1時間。約1時間おき。 ・ミラノ・ポルタ・ガリバルディ駅発ベルガモ行き(カルナーテ経由)も所要1時間。約1時間おき。 ●見どころ ・丘の上に広がるチッタ・アルタの古い街並み。 ・音楽好きの方は、チッタ・バッサにあるドニゼッティ劇場に。 ●老婆心ながら ベルガモ(Bergamo)の形容詞形はベルガマスコ/ベルガマスカ(Bergamasco/a)。フランス語ではベルガマスク(Bergamasque)となり、ドビュッシーの「月の光」を含むピアノ組曲「ベルガマスク組曲」の名は、ベルガモ風の舞曲に由来しているという。 |
チッタ・アルタのポルタ・サン・ジャコモ(聖ジャコモ門)。 1985.12 |
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